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M-NEWS vol.134【2011年12月20日】

年金改正の盲点〜注意が必要です〜(案ですが…)

少し前に、

テレビ・新聞にて社会保険(厚生年金と健康保険)の加入条件を、

「週30時間以上」から「週20時間以上」に引き下げるという案が出ていました。

新聞などでは、パート主婦の問題が注目されて取り上げられることが多いですが、

実は60歳以降に「再雇用」されて働き続ける人にも影響がでてきます。

60歳以降働き続けても年金はもらえます。

しかし、給料の額に応じて年金が減額されるため、

年金が減額されないように、

再雇用後に社会保険に加入せずに働ける

「週30時間未満」

の働き方を選択する人が多いです。

(ちなみに、会社にとっても、社会保険料の負担が避けられるため

労使の思惑が一致することが多いです)

しかし、加入条件が「週20時間以上」に引き下がると、

いままで社会保険に加入しないで、年金を満額貰っていた人が、

社会保険料分だけ、給料の手取が減額になり、

さらに支給される年金も減額の対象になります。

(ダブル減額になる人も出てきます。)

<あくまでもイメージですが>

例えば、年金が月に10万円、給料が月に20万円を貰える人が、

国民健康保険料を納めても合計28万円のお金が手元に残ったとします。

しかし、社会保険加入者に変わると、

約2.3万円の社会保険料負担と約1万円の年金減額となり、

手元に残るお金が約26万円に減るなんてこともあり得ます。

年金財源をとれるところから取り、

なるべく年金を支払わない巧妙な仕掛けが隠れていました。

ただし、まだこの改正は決定していません。

いまのところはあくまでも議案です・・・

 

☆三吉労務コンサルティング 年末年始休業のお知らせ☆

平成23年12月29日午後から平成24年1月5日までです。

 本年も、一年間お世話になりました。 

よいお年をお迎えください。

また、来年もどうぞ、よろしくお願いします。